将棋では、取られた駒が対局から消えず、取った側の持ち駒になります。盤上の駒だけでなく、次にどこへ打たれるか分からない持ち駒まで含めて局面を考えるのが大きな特徴です。
勝敗と手番
本将棋は9×9の盤を使い、先手が最初に指します。相手の玉に王手をかけ、逃げる・取る・合駒をする、いずれの方法でも助からない状態が詰みです。自分の玉を王手にさらす手は指せません。
駒は色ではなく向きで先手・後手を見分けます。画面は初期配置を自動で用意するため、並べ方を暗記してから始める必要はありません。
8種類の駒の動き
玉将は周囲へ1マス、金将は斜め後ろ以外へ1マス、銀将は前と斜めへ1マス進みます。桂馬は前へ跳ね、香車は前方、歩兵は前へ1マス、飛車は縦横、角行は斜めに進みます。駒の先端が向く側が前です。
- 玉将:周囲8方向へ1マス。ただし相手の利きには進めません。
- 金将:斜め後ろ以外の6方向へ1マス。
- 銀将:前と4方向の斜めへ1マス。
- 桂馬:前へ2マス、左右へ1マスの地点に跳びます。
- 香車:前方へ何マスでも進みますが、駒を飛び越せません。
- 歩兵:前へ1マス進みます。
- 飛車:縦横へ何マスでも進みます。
- 角行:斜めへ何マスでも進みます。
取った駒と持ち駒
取った駒は成りが戻り、自分の持ち駒になります。次の自分の手番以降、盤上の駒を動かす代わりに、合法な空きマスへ駒を打てます。桂馬は敵陣一・二段目、香車と歩は一段目には打てません。
持ち駒を打つ手と盤上の駒を動かす手は、同じ手番には両方行えません。また、打った直後の駒は成った姿では置けません。
成る・不成
敵陣三段目以内へ入る、そこから出る、またはその中で動く手では、多くの駒が成れます。飛車は竜王、角は竜馬になり、銀・桂・香・歩は金と同じ動きになります。動けなくなる位置では成りが必須です。
成りは常に必須ではありません。銀の斜め後ろの利きなど元の動きを残したい場合は不成を選べます。歩・香が一段目、桂が一・二段目へ進む手では、次に動けなくなるため成りが必須です。
- 飛車が成ると竜王:縦横の長い利きに、斜め1マスが加わります。
- 角行が成ると竜馬:斜めの長い利きに、縦横1マスが加わります。
- 銀・桂・香・歩が成ると金将と同じ動きになります。金将と玉将は成りません。
王手への応手
王手を受けたら、玉を逃がす、王手をしている駒を取る、飛車角香の筋に合駒をする、いずれかで必ず王手を解かなければなりません。桂馬の王手は合駒では止められません。
安全な逃げ場所は空きマスであるだけでは足りず、相手の盤上の駒が利いていない必要があります。持ち駒は打たれるまで王手にはなりませんが、玉の周囲の空きマスは前もって警戒できます。
二歩と打ち歩詰め
同じ筋に自分の成っていない歩があるとき、もう一枚の歩は打てません。これが二歩です。また、持ち駒の歩を打った瞬間に相手玉を詰ませる打ち歩詰めも反則です。歩を進めて詰ませる手は反則ではありません。
最初の一局での確認順
まず自玉への王手を確認し、次に盤上の駒を動かすか持ち駒を打つかを選びます。着手後に自玉が安全か、成るか不成か、歩を打つなら二つの反則に当たらないかを確かめます。
- 最初に自玉が王手を受けていないか確認します。
- 盤上の駒を動かすか、持ち駒を打つかを選びます。
- 着手後も自玉が相手の利きに入らないことを確認します。
- 成れる手では、成った後と不成の動きを比べます。
- 歩を打つときは二歩と打ち歩詰めを確認します。
よくある勘違い
取った駒は相手から消えるだけではなく自分の戦力になります。持ち駒は成った状態では打てません。玉も相手の利きがあるマスへは進めません。指せないときは手番、王手、行き所のない駒、歩の反則を確認してください。
- 取った駒は相手から消えるだけでなく、自分の持ち駒になります。
- 持ち駒は成った状態で打てず、盤へ戻すときは元の姿です。
- 玉も、別の相手駒に守られている駒を取ることはできません。
- 指せないときは故障と決めつけず、手番、王手、行き所のない駒、歩の反則を確認します。
よくある質問
駒の読み方を全部覚える必要がありますか?
いいえ。まず動き、向き、成った後の動きを覚えれば対局できます。
空いているのに駒を打てないのはなぜですか?
行き所のない駒、二歩、打ち歩詰め、自玉への王手が理由になることがあります。
敵陣に入ったら必ず成りますか?
通常は成るか不成を選べます。成らないと次に動けない位置だけは成りが必須です。
取った駒を同じ手番ですぐ打てますか?
できません。取る手で手番を使うため、次の自分の手番から持ち駒として打てます。
オンライン対局で待ったはできますか?
できません。同期された着手は一方だけでは取り消せません。